出現率について

 

投資競馬においては「出現率」というものがとても重要な要素となります。出現率などと聞いても何のことか分からないかもしれませんが、要するに確率ということです。これは、競馬において長年にわたってほぼ変わらない馬券が当たる確率が存在するということを基盤とした考え方です。

 

例えば、単勝の1番人気の馬券が当たる確率は、この10年間の間ほとんど変わらずにおよそ34%となっています。もちろん、毎年多少の誤差が出てはきますが、ほぼこの数字となっているわけです。

 

34%の確率で当たるということは、1日に行なわれる競馬の12レースの中で、大体4回はその状況が出現するということを意味しています。したがって、資金配分を考慮しながら単勝1番人気の馬券を買い続けていき、それが当たった時点でプラスに持っていけば勝てるということになります。

 

ここで注意すべきことは、長いスパンで考えるということです。単勝1番人気の馬券が当たる確率が34%だからといっても、その日1日のレースで一回も当たらないこともあります。

 

そこで諦めてはいけません。年間でトータルすれば、必ず一定の確率で当たることになるわけですから、全く当たらない日があれば、その次の開催日には当たる確率がかなりアップするということになるのです。

 

事前にこれまでのレース結果を調べておけば、次のレースでは当たる確率がアップするかダウンするかが分かるという訳です。